三菱電機が、ついに本業以外の業務に挑戦できる『社内外副業制度(EGG)』を正式スタートしました。
この動きは、自律的なキャリアを志す人にとって大きなチャンスとなる可能性があります。

大手の中でも遅いと思ってたのに!



世間の流れには逆らえなかったね。
社内副業は2024年10月トライアル開始→2025年9月末までに正式導入予定、社外副業は2024年12月1日運用開始と発表されています。制度の目的は“キャリア自律”と“ウェルビーイングの向上”。
従業員の自律的なキャリアデザインの支援を目的に社内外副業制度を導入 | 三菱電機
この動き、転職を見据える人にとっても大きな追い風になり得ます。
今回、現役社員を独自調査することができたので、そのレポートをまとめていきたいと思います。


制度の要点
社内副業(egg)
- 現行職務は維持したまま、『所定就業時間の約20%』を目安に、他部門のテーマへ兼務参加が可能。
- 成果は原則人事評価に反映される予定。
- 現在はトライアル中。
社外副業(EGG)
- 就業時間外・休日に個人事業主またはフリーランスとして活動可。
- 競業禁止・事前届出などの条件あり。
- 2024/12/1開始。
編集部“独自”アンケート
- 実施時期:2025年8月
- 対象:三菱電機の現役社員(有志)
- 方法:匿名フォーム+社内コミュニティ経由(編集部仮設置)
1)制度認知度・利用意向
- 「EGGを知っている」:32%
- 内「利用した/申請中」:14%
- 内「今後利用したい」:18%
- 「EGGを知らない」:68%


回答一部抜粋
「副業解禁の周知は無かった。今の部署できるならやりたい。」(入社8年目・工作)
「評価に乗るならやる価値あり。ただ、上長の理解が鍵。」(入社12年目・設計)
「社外副業はスキルがないとやれない。期待したものではなかった。」(入社6年目・工作)
2)期待している効果(複数回答)
- スキル拡張:68%
- 社内ネットワーク拡大:55%
- 市場価値向上(転職含む):42%
- モチベーション回復:37%
回答一部抜粋
「業務の“出口”に近い部門を経験してみたい」(入社3年目・開発)
「子育てと両立できる範囲で社外副業も興味あり」(入社14年目・資材・時短勤務)
3)懸念点(複数回答)
- 本業との両立(時間管理):59%
- 上司・チームの理解:45%
- 兼業ルールの複雑さ:31%
- 競業該当の判断:24%
回答一部抜粋
「20%目安でも繁忙期は厳しい。チーム単位の調整指針が欲しい」(入社21年目・品質)
「社外副業の線引きが難しいので事前相談の導線を明確にしてほしい」(入社6年目・営業)
『EGG』の使いどころは?
若手(~入社7年)
- 狙い:未経験領域の実戦投入 → 市場価値の幅を作る
- 一言:「社内副業で成果物を残し、職務経歴書に直結させる」
ミドル(主任・係長級)
- 狙い:部門横断視点・マネジメント補完 → 昇格評価×外販可能スキル
- 一言:「評価に乗るテーマ選定+リソース配分の見直し」
子育て中
- 狙い:時間に融通が利く社内テーマ+限定的な社外案件
- 一言:「繁忙期回避の申合せとリモート可の有無を初回ですり合わせ」


転職目線での勝ち筋は?
成果の“見える化”
社内副業でのKPI(改善率、コスト低減額、納期短縮など)を数値で記録
社外副業は契約形態・稼働時間・成果物をポートフォリオ化
面接トークの型
「本業×副業の相互補完で□□を改善。業務外の学びを本業の価値創出に転用しました」
「評価に反映される仕組みの中で、合意形成→成果まで一貫してやり切った」
レファレンスを残す
社内テーマの発表資料・社内承認ログ
社外案件の顧客フィードバック(匿名)
制度は“本業の新たな価値創出”を明確にうたっています。“副業で学び→本業で成果”の循環が狙い。
従業員の自律的なキャリアデザインの支援を目的に社内外副業制度を導入 | 三菱電機


ルールと注意点
社内副業
所定時間の約20%が目安/人事評価に原則反映。
テーマは応募→面接→マッチング。
社外副業
事前届出必須、競業禁止、就業時間外・休日に限定。
個人事業主/フリーランスのみ可能。
原則、他社に雇われての就業は認められていない。



ちなみにブログは個人事業主だから大丈夫だよ。



インスタグラマーやYouTuberも問題ないね!


まとめ
三菱電機のEGGは、社内での部門間異動×社外での接続を制度として後押しする枠組みとして開始しました。。
若手は幅、ミドルは深さ、子育て中は持続性。
それぞれのキャリア段階で活かしどころが違うため、制度の詳細を作り込むことが重要。
転職を視野に入れるなら、
数値化できる成果→面接トーク化→証憑化
の3点セットを『今』から仕込むのが最短ルートです。
Q&A
出典
三菱電機 公式ニュースリリース「社内外副業制度を導入」/PDF含む。
社内20%目安、評価反映、スケジュール明記。
従業員の自律的なキャリアデザインの支援を目的に社内外副業制度を導入 | 三菱電機
HRzine「社外副業の運用開始は2024/12/1、事前届出・競業禁止」まとめ。
従業員の自律的なキャリアデザインへの挑戦を後押し 社内外副業制度「EGG」を導入—三菱電機|HRzine
AMPメディア「制度概要の要点整理(社内20%・評価反映・導入時期)」
三菱電機、社内外副業制度「EGG」を導入 従業員のキャリア自律を支援 2025年までに正式運用を予定 | AMP[アンプ] – ビジネスインスピレーションメディア
労働新聞社「社内副業は所定就業時間の20%目安」
社内副業で成長促す 就業時間の20%目安に 三菱電機|労働新聞 ニュース|労働新聞社

